LINE WORKS通知設定

レコードの作成・更新やワークフロー操作、コメント追加などをトリガーに、LINE WORKSのトークルームへ自動でメッセージを送信する機能です。

Slack/Chatwork/Teamsと同様に、通知設定画面から設定を追加することで利用できます。

全体の流れ

  1. LINE WORKS Developer Consoleでアプリ(ClientApp)を登録する
  2. Botを登録する
  3. LINE WORKS管理者画面でBotを「利用ON(公開)」にする
  4. LINE WORKSトークルームを作成し、Botを招待する
  5. トークルームのChannel IDを取得する
  6. PigeonCloudの通知設定画面で、取得した認証情報とChannel IDを入力する

事前にLINE WORKS側で取得する情報は以下の6項目です。

項目 取得元
Bot ID Developer Console → Bot
Client ID Developer Console → ClientApp
Client Secret Developer Console → ClientApp
Service Account Developer Console → ClientApp
Private Key Developer Console → ClientApp(.keyファイル)
送信先 Channel ID LINE WORKSトークルームの右上メニュー

1. LINE WORKS Developer Consoleでアプリを登録する

LINE WORKS Developer Consoleに管理者権限アカウントでログインし、左メニューの「API」→「ClientApp」からアプリを追加します。

アプリの新規追加ダイアログ

アプリ追加時の主な設定は以下のとおりです。

  • アプリ名:社内で識別できる名前(例: pigeoncloud-notification
  • アプリのアクセス権限:すべてのメンバー
  • OAuth Scopes:「管理」カテゴリを展開し、bot にチェックを入れる(必須)
  • Redirect URL:任意のURLで問題ありません(例: https://example.com

保存後、アプリ詳細画面で以下の4項目が発行されるので控えておきます。

  • Client ID:表示されている値をコピー
  • Client Secret:マスクを解除してコピー
  • Service Account:「発行」ボタンから発行し、xxx@xxx.serviceaccount 形式のIDをコピー
  • Private Key:「発行」ボタンから発行し、ダウンロードされる .key ファイルをテキストエディタで開き、-----BEGIN PRIVATE KEY----- から -----END PRIVATE KEY----- までの全文をコピー

※Private Keyは発行直後にしかダウンロードできません。紛失した場合は再発行が必要で、既存のKeyは無効化されますのでご注意ください。

2. Botを登録する

左メニューの「Bot」から「Bot登録」をクリックし、以下を入力します。

Bot登録画面

  • Bot名:トークルームで表示される名前(例: PigeonCloud通知
  • 説明:用途を簡潔に記入
  • Callback URL:OFF(通知送信のみで使用する場合は不要)
  • Botポリシー「複数人のトークルームに招待可」:ON(推奨。OFFだと1対1トークでしか利用できません)
  • 管理者 主担当:運用担当者を指定(必須)

保存後、Bot詳細画面に表示される Bot ID(数値) をコピーしておきます。

※「Bot Secret」は本機能では使用しません。PigeonCloudには Client Secret(手順1で控えたもの)を入力してください。

3. Botを公開する

LINE WORKS管理者画面に管理者アカウントでログインし、左メニュー「サービス」→「Bot」から作成したBotを選択して、「利用」をONに切り替えます。公開範囲は「全メンバー利用可」を推奨します。

※この手順を行わないと、次のトークルームへの招待時にBotが検索に表示されません。

4. 通知用トークルームを作成しBotを招待する

LINE WORKS本体アプリ(PC版またはスマホ版)で通知を受け取るトークルームを作成または選択し、メンバー追加からBotを検索して招待します。

5. 送信先Channel IDを取得する

PC版LINE WORKSで対象のトークルームを開き、画面右上のメニューから「Channel IDをコピー」を選択します。UUID形式の文字列がクリップボードにコピーされます。

6. PigeonCloudに通知設定を登録する

6-1. 通知設定画面を開く

画面右上の人アイコンから「通知設定」を開きます。

通知設定一覧画面

6-2. LINE WORKS通知設定を追加する

左上の「+」アイコンから新規作成(または既存の通知を選択)し、編集画面の「LINE WORKS通知設定」セクションにある「LINE WORKS通知設定を追加する」ボタンをクリックします。

LINE WORKS通知設定セクション

6-3. 認証情報を入力する

展開されたフォームに、手順1〜5で取得した情報を入力します。

Bot ID / Client ID / Client Secret入力欄

Service Account / Private Key / Channel ID入力欄

入力欄 入力する値
Bot ID 手順2で取得したBot ID(数値)
Client ID 手順1で取得したClient ID
Client Secret 手順1で取得したClient Secret
Service Account 手順1で発行したService Account ID
Private Key 手順1で発行した .key ファイルの全文
送信先 Channel ID 手順5で取得したChannel ID

※Client Secret と Private Key は保存時に暗号化されます。保存後は値が再表示されないため、元の値はLINE WORKS側で控えておいてください。

6-4. その他の通知設定を入力して保存する

「テーブル」「通知名」「有効」「通知先ユーザー」「通知内容」「アクション」「条件」などの項目は、Slack/Chatwork/メール通知と同じ設定方法で入力します。

画面下部の「登録」ボタンをクリックして保存します。

※LINE WORKS通知設定は複数登録可能です。異なるトークルーム宛の設定を追加することで、1つの通知から複数のトークルームへ同時送信できます。

7. 動作確認

通知のトリガー条件に合致するレコードを作成・更新して、対象のトークルームにメッセージが届くことを確認します。

よくあるお困りごと

症状 対応
通知が届かない(認証エラー) OAuth Scopesに bot が含まれているか、またClient Secret/Private Keyが他の値と入れ違いになっていないかをご確認ください。
通知が届かない(権限エラー) 手順3のLINE WORKS管理者画面でBotが「利用ON(公開)」になっているかをご確認ください。
Botがトークルームで検索に出てこない Botポリシーの「複数人のトークルームに招待可」がONになっていない、または管理者画面でBotが未公開の可能性があります。
送信成功だがトークに表示されない 対象のトークルームにBotが招待されているかをご確認ください。
メッセージの書式(太字・リンク)が崩れる LINE WORKSは書式記号を解釈しないため、通知テンプレート内の記号はそのまま本文に表示されます。PigeonCloud側で自動的にプレーンテキスト化していますが、LINE WORKS向けには装飾を控えめにした通知内容の設定をおすすめします。
長文メッセージの末尾が省略される LINE WORKSの1メッセージあたりの文字数上限(10,000文字)を超えた場合、末尾が「...(省略)」で自動的に切り詰められます。

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