MCP対応のAIクライアントからPigeonCloudに接続するには、あなた専用のMCPトークンを発行し、AIクライアントに接続先URLとトークンを設定します。

MCPトークンを発行するには、あらかじめ管理者から「ユーザー別の利用許可」を受ける必要があります。

MCP連携でできること

接続すると、AIクライアントに話しかけるだけで、PigeonCloudのデータの検索や登録などを行えます。次は、話しかけ方とAIの動きの例です。

話しかけ方の例 AIがすること 必要な機能区分
「顧客テーブルから、今月登録された会社を一覧にして」 条件に合うレコードを検索して一覧にする 参照
「この案件の担当者と次のアクションを教えて」 レコードを検索し、必要な項目を読み取って答える 参照
「この議事録の決定事項を、タスクとして登録して」 手元の文章から項目を組み立ててレコードを登録する 書き込み
「先週の問い合わせのステータスを、対応済みに更新して」 該当レコードを探して項目を更新する 書き込み
「今期の受注データを CSV で出して」 CSV を書き出し、ダウンロードできる状態にする 持ち出し
「この Excel と同じ項目のテーブルを作って」 項目定義を組み立ててテーブルを作成する テーブル設定

必要な機能区分が管理者によって許可されていない場合、その操作はできません。

MCPトークンを発行する

  1. 画面右上のユーザーアイコンをクリックし、「MCPトークン」を選択します。
  2. 「新しいトークンを発行」で、用途が分かる「トークン名」を入力します。
  3. 「有効期限(日)」を1〜180日の範囲で入力します。
  4. トークンで利用する機能区分を選択します。
  5. 「トークンを発行」をクリックします。

右上のユーザーアイコンをクリックして開くメニュー。「MCPトークン」がある

MCPトークンの画面。「新しいトークンを発行」にトークン名・有効期限(日)・使える機能がある

発行画面に表示されるトークンの取り扱いに関する注意

選択できる機能区分

機能区分 主な操作
参照 テーブルや項目構成の確認、レコードの検索、グループや帳票の一覧確認
書き込み レコードの登録・更新・削除、ワークフローの操作(削除には「削除」の機能区分の許可が必要です)
持ち出し 添付ファイルの取得・登録、CSVの出力・取り込み、帳票の生成
テーブル設定 テーブル、グループ、帳票テンプレートの作成・変更・削除
管理 ユーザー、組織、役職、メール取り込み設定、環境の業務設定の変更

管理者が許可していない区分は選択できません。「テーブル設定」と「管理」は、マスター権限を持つユーザーのみ選択できます。発行後に利用できる区分を追加したい場合は、必要な区分を選択した新しいトークンを発行してください。

発行されたトークンを保存する

発行されたトークンの全文を表示できるのは、発行直後の1回だけです。画面を閉じると再表示できません。「トークンを今すぐ控えてください」画面が表示されたら、安全なパスワード管理ツールなどに保存してください。

トークンは他人と共有しないでください。メールやチャットで送ったり、ソースコードに記録したりしないでください。

MCPトークン発行直後の保存案内

AIクライアントに接続設定を追加する

接続先URLは次の形式です。「<ご利用環境のドメイン>」は、PigeonCloudへのログイン時に使用しているドメインに置き換えてください。

https://<ご利用環境のドメイン>/api/mcp-connect

以下の例にある <YOUR_MCP_TOKEN> は、発行直後に保存したトークンへ手動で置き換えてください。

Claude Desktop

設定ファイルの mcpServers に追加します。

{
  "mcpServers": {
    "pigeoncloud": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "mcp-remote",
        "https://<ご利用環境のドメイン>/api/mcp-connect",
        "--header",
        "Authorization: Bearer <YOUR_MCP_TOKEN>"
      ]
    }
  }
}

Claude Code

ターミナルで次のコマンドを実行し、接続先を追加します。

claude mcp add --transport http pigeoncloud https://<ご利用環境のドメイン>/api/mcp-connect --header "Authorization: Bearer <YOUR_MCP_TOKEN>"

Cursor

.cursor/mcp.json またはグローバル設定に追加します。

{
  "mcpServers": {
    "pigeoncloud": {
      "url": "https://<ご利用環境のドメイン>/api/mcp-connect",
      "headers": {
        "Authorization": "Bearer <YOUR_MCP_TOKEN>"
      }
    }
  }
}

MCPトークン画面の接続案内

うまく使うコツ

テーブル名や項目名を、そのまま伝える

AIはテーブルの項目構成を読んでから操作します。「顧客管理の『次回連絡日』」のように、画面に表示されている名前で伝えると正確に動きます。

対象を絞って伝える

「全部」ではなく「今月の」「担当が自分のもの」のように範囲を示すと、意図しない広い範囲の操作を避けられます。

登録・更新は、結果を画面でも確認する

AIの操作結果は PigeonCloud の画面にそのまま反映されます。重要な更新は、画面側でも確認してください。

必要な機能区分だけを使う

トークンを発行するときに選べる機能は、用途に必要なものだけに絞ることをおすすめします。参照だけで足りる用途なら、参照だけのトークンを発行してください。

できること・できないこと

  • MCP連携で操作できるのは、自分がPigeonCloudの画面上で権限を持つテーブル、項目、レコードのみです。
  • 管理者がMCP連携に公開し、利用を許可したテーブルのみ操作できます。
  • 管理者が許可した機能区分のうち、トークン発行時に選択した区分だけを利用できます。
  • マスター権限のないユーザーは、「テーブル設定」と「管理」を利用できません。
  • レコードなどの削除は、管理者が「削除」の機能区分を許可している場合に限られます。
  • 参照先のテーブルがMCP連携に公開されていない参照項目は、結果に含まれません。
  • パスワード項目や暗号化された項目の値は取得できません。
  • MCP連携から登録できる帳票テンプレートは、マクロ、コメント、ピボットテーブル、外部リンクなどを含まないExcelファイルに限られます。これらを含むテンプレートは、管理画面から登録してください。
  • CSV出力のファイルは、出力完了から24時間を過ぎると取得できません。必要な場合は、もう一度CSV出力を行ってください。

トークンを失効する

トークンが不要になった場合や、第三者に知られた可能性がある場合は、すぐに失効してください。

  1. 「MCPトークン」画面の「発行済みトークン」から、対象のトークンの「失効する」をクリックします。
  2. 確認画面で再度「失効する」をクリックします。

失効したトークンは再び有効にできません。必要な場合は新しいトークンを発行し、AIクライアントの設定を更新してください。

MCPトークンを失効する確認画面

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